| | TOP | 掲示板 | FAQ | 返済日記 | History of My借金 | 資料室 | | 雑記帖 | | 会社の自己破産 | 節約術 | マルチ商法にご用心! | サイト内検索 | |
||||
![]()
最近また、「家族に内緒で債務整理したい」という掲示板への書込みが増えてきた。特に多いのが「夫に内緒にしたい妻」たちの書込みだ。
これまでも、「家族には話すべきだ」ということは、この日記で再三書いてきたので、繰り返しはしないが、それぐらいは読んでから掲示板に書き込んで欲しいと思う。
このサイトを開いてから、私の「夫婦」というものに対する認識は、どんどん覆されてきた。
私は独身なので良くわからないのだが、夫婦というのは、そんなに平気で隠し事をし合えるものなのだろうか。ひとつ屋根の下に暮らす夫婦が、家族の安定した生活のためには欠かせない、「お金」にまつわる重大な事実を隠したままで、平気で暮らしていられるのだろうか。
毎日毎日「今日もバレなかった」と胸を撫で下ろして床に就き、「今日はバレるかも」とビクビクしながら生活するのは、どう考えても体にも心にも悪そうだ。
そもそも、そうやってビクビクして暮らしている妻を見て、まったく何も感付かない夫なんているのだろうか。「借金がある」とまではわからなくても、妻が何かしらの心配事や悩み事を抱えていれば、「何かおかしい」と思うのではないだろうか。そこで、言ってくれるまでだまって待つ夫なのか、ズバリ聞いて確かめようとする夫なのかは、夫の性格次第だと思うが、たいてい「何もバレていない」と思っているのは自分だけだろう。
多くの主婦が「生活費のために借金をした」と、それが免罪符でもあるかのように言う。
しかし、借金しないでも収入に応じた生活ができるようにコントロールするのが、家計を預かっている主婦の役目ではないのか。夫が失業したら、すぐにサラ金で借りなければ食費もない、というのはどう考えても家計を預かる主婦としての「職務怠慢」だ。それができないのなら、主婦といえども必ず家計を預からなければならないわけではないのだから、お金は夫に管理してもらえば良い。「夫が妻からお小遣いを貰う」、という場合が多いとは思うが、逆だって構わないと思う。
妻名義の借金であっても、それが「生活費」のためだというのなら、実質的には「夫婦の借金」だ。夫に節約を強いることも決して間違ってはいないはずだ。
これまで借りないと家計を回すことができなかった人が、債務整理をすることによって、今度は何があっても絶対に借りることなく家計を回さなくてはならないわけだが、そんなことが夫の協力なしにできるという自信は、一体どこから沸いてくるのだろうか。
独身の人とは違って、「いざとなったら夫のカードがある」とか、「本当にどうしようもなくなったら、夫に借りてもらえる」などという、ある意味「逃げ場」を持てる分、覚悟が甘くなってしまうのかもしれない。
しかし、何も知らない夫が「そろそろ車を買い換えようか」とか「今度のボーナスで海外旅行でもしようか」などと、ある意味「貴重な融資枠」を削るような提案をして来た時でも、「うちは今、そんな場合じゃないのよ」と言えないのだから、嘘に嘘を重ねて取り繕って行くしかない。夫婦というのは、そんな風に誤魔化しあって暮らしていかなくてはならないのだろうか。
私は自分の彼に隠し事はできない。彼も私には隠し事はしない。例え隠していたとしても、お互いすぐにわかる。
私たちは2年間同居していた。同居を始める前から私は彼に「借金がある」ということは言っていた。返済に窮していることは話していなかったが、彼はちゃんとわかっていて、私が債務整理することを言ったときも「そんなことだろうと思った」と言っていたし、後で「すごく安心した」とも言ってくれた。
今は彼の仕事と家庭の都合で、私たちは離れて暮らしているが、やっぱり隠し事はできない。離れているからこそ、してはいけないと思う。
前にも書いたが、彼と前妻の間の子供は、小さな胸にペースメーカーを入れていて、医療費は年間1000万円かかる。相当な補助金や手当てが出るので、全額彼が負担しているわけではないが、それでも彼の収入のかなりの部分は子供の医療費になっている。
私も本音を言えば、彼と結婚して子供も産みたい、と思っているが、今の経済状況では絶対に無理だ。彼が何かで働けなくなった時、私には彼の生活まで支える余裕は今はとてもない。仮に彼も私もずっと健康で元気に働き続けていけるとしても、夫婦の生活ぐらいはなんとかなると思うが、新たに子供を産んで育てるところまでは自信がない。
子供を産む以上、彼の子のように大きな病気にかからないとは断言できない。また、無事に中学生くらいまで育ってくれたとしても、その子が「私立に行きたい」とか「海外留学をしたい」と言った時に、「お金がないからダメ」などと言わざるを得ない状況であってはならないと思う。残念ながら今の私たちには、そこまでの見通しを立てることはできない。
子供がいる夫婦は、そういうことを想定して、家計のことを常日頃から話し合っているのが当然だと思っていたが、掲示板に書き込まれる内容を見ていると、決してそんなことはないのだということを実感せざるを得ない。
夫婦って、そんなものなのだろうか。
そうだとしたら、私はこのまま彼とは結婚せずに、ずっと恋人同士のままでいた方が幸せかもしれない、と思う。
ほんの思いつき程度の軽い気持ちで携帯電話版のサイトを作ってから、1ヶ月ほど経った。
私にとって、携帯電話のメールは、遠距離恋愛中の彼とのやりとりには欠かせない。しかし携帯でWebサイトを見る、ということはほとんどない。月に1回程度待受画面や着メロをダウンロードするぐらいのものだ。
だから、携帯でこのようなサイトを見る人が本当にいるのかどうかはまったくわからなかった。しかし、携帯版サイトを作る前にも、携帯電話からサイトを見てメールをしてくる人が時々いたし、FAQのページは携帯向きのコンテンツかもしれない、と思って作ってみた。
告知の方法もよくわからないので、とりあえずこのサイトのトップページにリンクを貼って、Yahoo!のモバイル版に載せてもらっただけで、後は何もしていない。
しかし、思った以上にアクセスも多く、携帯版サイトからのメールも1日に少なくとも1通、多い日は10通以上送られてくる。予想外のことだった。
考えてみれば、「パソコンは持っていなくても携帯電話はもっている」という人は相当数いるはずで、そんな人の中にも借金に苦しんでいる人が大勢いるのも当然のことかもしれない。「パソコンがある人は、PC版サイトの掲示板で相談して欲しい」という注意書きを載せているのだが、それでも携帯からメールしてくる、という人は、他に手段がないのだろう。
ところが、この携帯からのメールが結構厄介なのだ。
絵文字を使っていると思われる(PCで受信すると文字バケしているので、多分絵文字だろう)メール、せっかく返信しても、着信拒否で戻ってきてしまうメールなどがある。
携帯なので止むを得ないかもしれないが、借金の相談も「○円借金がありますが、どうしたら良いですか?」という何の情報もないものが多い。当初、サイトのトップページからメールリンクを貼ったら、そんなメールばかりが毎日数通押し寄せてきた。さすがにそれは困るので、長々と注意書きのページを儲け、その一番下までスクロールしないとメールリンクにはたどり着けないようにしたところ、少しはマシになったのだが、それでも、何を相談したいのかよくわからないような相談のメールが来る。
PC版サイトと携帯版サイトでは、微妙に読者層が異なるような気がする。
私の基本スタンスは、PC版だろうと携帯版だろうと、「自分で勉強して欲しい」ということに変わりはない。FAQも、「これを読んだらすべてわかる」というものではないが、調べたり行動するとっかかりには十分なるはずだ。
しかし、調べようにも、携帯版のWebサイトは、PC用のそれに比べると、まだまだ情報不足であることも否めない。携帯版用のリンク集を作ろうにも、リンクする先がほとんどない。(携帯版の優良サイトをご存知の方は、ぜひご一報を)
出会い系などはむしろ携帯版の方が充実しているようだが、それは特別な例だ。
試しに携帯版Yahoo!で「弁護士」「弁護士会」を検索してみたところ、HIT数はゼロだった。「債務整理」でも当サイトを含めて2件である。
サラ金への融資の申し込みは携帯からもできるところがほとんどなのに、弁護士会などが携帯向けの案内を作っていない、というのはちょっと残念な気がする。
今はインターネットカフェも結構あるし、図書館や公民館のようなところでも、自由にネットができるパソコンを開放しているところも増えてきた。それでも、誰に見られるかわからない環境で、借金整理のことを調べるのは少々抵抗があるだろう。携帯電話は操作できても、パソコンは操作できない、と言う人もまだ大勢いる。
その点、携帯なら人に見られることなくこっそり調べられるし、パソコンが操作できなくても見ることができる。
そういう意味では、この分野は携帯版のWebサイトのニーズがかなり高い分野かもしれない。
もし、この日記を債務整理関連のWeb製作者の方や、弁護士さん、司法書士さんなどが読んでいたら、ぜひとも携帯版Webサイトの作成も考えていただきたいと思う。
「債務整理」という借金整理の手段があることすら知らずに、多重債務に苦しんでいる人たちが、まだまだ大勢存在している。携帯電話という、今や日本人のほとんどすべての人が持っているであろう端末に、その情報が十分行き渡っていないのは、とても残念なことだと思う。
最近「借換え」に関する質問が掲示板にたくさん寄せられる。もう借金なんてやめましょう、と言っているこのサイトに来て、「借金で借金を返す」相談をする、というのは一体どういうつもりなのかと思う。しかし、あまりにも「借換え」に関する相談が多いので、そんなに「借換え」とか「おまとめ」とかいうのは魅力的なのかと思って、試しに計算をしてみた。(資料室にシミュレーション表を掲載しました)
結論から言うと、借換えは全然お得ではない。
300万円の債務を年利15%にまとめた場合、3年間で返済するなら、月々の返済額は10万3,996円で、3年間で払う利息の合計は74万3,855円だ。
74万円の利息よりも、債務整理のための弁護士費用の方が、たいていの場合安いはずだ。
そこを100歩譲って、月々10万円の返済能力がある人なら、この方法で3年間で返済するのも「あり」かもしれない。
ところが、3〜4万円程度の返済能力しかないのに、300万の借金の「借換え」や「おまとめ」に、夢を馳せる人がとても多い。
元金300万円・年利15%で借りて、月々4万円返済すると、完済までどのくらいかかるかわかっているのだろうか。
答えは224ヶ月である。18年と8ヶ月だ。
この224ヶ月間の利息の総額は592万7,659円にものぼる。これでもまだ、「弁護士費用がかかるから債務整理はしたくない」などと言えるのだろうか。
このペースで返済していても、最初の5年間は、月々の返済額4万円のうちの元金充当額は5,000円にも満たない。
もっとも、住宅ローンでもない限り、224回の分割払いで貸してくれる金融業者などまずないだろうから、このシミュレーションは正にただの「夢物語」にすぎない。
「借換え」は「債務整理」ではない。法的な意味でも違うし、理屈の上でも、借換えをしても少しも「債務」は「整理」されないのだ。
3〜4万円の返済能力でも、300万円の債務整理も可能な場合があるのは、借換えれば払う必要がある592万7,659円の利息を1円も払う必要がなく、既に返済した分も利息の引き直し計算をすることによって、元金自体が300万円より少なくなる場合があるからだ。
私も、多重債務の只中にいるときは、怖くて利息の計算なんてとてもできなかった。しかし、自分がいかに多額の利息を払っているのか、ということは一度は計算してみた方が良いと思う。多分、自分でなんとなく考えているよりも、ずっと多額の利息を払ってきているはずだし、債務整理に踏み切らない限りは、それを今後も払って行くことになるのだ。
上記の300万円・224回払いの利息592万7,659円を、1日当に換算すると約882円にもなる。882円もあると、ちょっと光熱費を節約したくらいではとても賄いきれない。1日の食費分以上になってしまうのではないだろうか。
それでも、なぜ債務整理ではなく「借換え」や「おまとめ」を選ぼうとするのだろうか。
月々の返済額さえ減れば「なんとかなる」と思ってしまうのかもしれない。
確かに多重債務に陥ると、とにかく「今月の返済をなんとかする」ことだけに気持ちが向かってしまい、1年後、3年後、10年後にどんな生活をするか、ということまではとても考えが及ばなくなってしまう。
しかし、10年経っても、20年経っても借金を返し続けていたい、と思っている人などいないと思う。「借換え」をして月々の返済額を減らす、ということは、それだけ完済の時期が先に延びるということだ。年利が数%減ったところで、返済期間を延ばせば、結局利息額は高額になってしまう。
借金を完済すれば人生が終わりるのではない。むしろそこから新しく始まるのだ。
だから、目先の負担額のことだけを考えるのではなく、5年後、10年後を見据えた返済計画と整理方法を選択して欲しい。
債務整理をすれば、約3年後には確実に「返済額0円」の生活をすることができるのだ。
Copyright (C) 2000-2007 SYAKKIN-JOOH All Rights Reserved.