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今年もよろしくお願いいたします。
ページのデザインをを少しリニューアルした。
掲示板の方は、もう数日お正月休みをいただきます。
年末年始も、普段とあまり変わらない数のご訪問があったようだ。
お正月くらい、借金のことなど忘れて...と言いたいところだが、多重債務を抱えているみなさんにとっては、忘れたくも忘れられないだろう。
私も債務に苦しんでいた頃のお正月は、口では「おめでとう」といいながらも、少しもおめでたい気分にはなれなかった。
初詣のお賽銭すら躊躇した。家のすぐ近くの神社に行って、1円玉のお賽銭で「借金がなんとかなりますように」とお願いした。
これを読んでいる方々の中には、同じ経験をしている方もいるだろう。
もし今、あなたが多重債務を抱えて少しも晴れ晴れできないお正月を迎えてしまったのなら、来年こそは晴れやかにお正月を迎えることを目標にして欲しい。
来年のお正月は温泉に行こうとか、松坂牛のすき焼きを食べようとか、そこまで高望みするのではない。
とにかく何の心配事もないすっきりとした気持ちで2003年を迎えることをまずは第一の目標にして、前向きに自分の債務に取り組んで行って欲しいと思う。
そして来年のお正月こそは、ここからの私の「おめでとう」というご挨拶に、何のよどみもなく「おめでとう」と返せるようになって欲しい。
先月後半頃から1日のHIT数が300を超える日も出てきて、みなさんどこでこのサイトを知ってアクセスして来てくれるのかということに興味が湧いてきた。
そこで、リンク元が見られるアクセス解析を数日前から設置してみた。
すると、私がまったく訪れたことのないサイトからもいくつかリンクが貼られていることがわかったり、意外と検索エンジンで検索して来てくれている人が多いことがわかった。
で、そこから更にネットサーフィンをしている中で、ちょっとおもしろいサイトをみつけた。
「あまりにも安易に自己破産だの任意整理だのする人が多すぎるのではないか?」という主張をしているサイトだ。
こういう意見も当然あると思う。
世の中には借金をせずに暮している人もたくさんいるし、たいていの人は借金をしてもきちんと約定通りの利息で返済している。
私もどちらかというと安易に債務整理はすすめたくないと思っている。
掲示板やメールで相談してくる人に対しても、まずは「生活の見直しをして下さい」と必ず言う。
「生活費のためにやむを得ず借金した」と言う人はとても多いが、果たしてその「生活費」に無駄はないのか、ということをまず考えて欲しい。
時々テレビの情報番組などを見ていると、4人家族の食費を月2万円でやり繰りしている主婦などが紹介されることがある。彼女たちは統計を取ってスーパーの物の値段を調べたり、料理に工夫をを凝らしたりと、日々努力をしている。
まずはそういう努力や工夫をしてみるべきではないかと思う。債務整理をするにしても、そういう努力ができなければ、また安易に借金してしまうことにもなりかねない。
話が少し反れたが、先に挙げたサイトは、債務整理をする人自身よりも、むしろ簡単に債務整理をすすめる弁護士さんたちに疑問を投げかけていた。
「お金に困っている人から高い弁護士費用を取るのはいかがなものか?」「破産免責を受けた人は当然弁護士費用も免責されるべきではないか」「その高い弁護士費用の分を少しでも債権者への弁済金に回すべきではないか」というような疑問だ。
確かに、弁護士費用は高額だと思う。特に本当にお金に困ってもう破産するしかない、というような人にとって弁護士費用はとてつもない金額だ。
時々「お金がないと破産もできない」というようなコメントに出会うことがあるが、まさにその通りだ。
しかし、弁護士さんから見れば、手間や時間から計算しても債務整理事件は決して「割の良い」仕事ではないそうだ。
私も自分の任意整理を委任して、最終的なトータルで30数万円を弁護士に支払うことになる。自分の借金の額と比べると、30数万円はかなり高い。でも、委任以来、1年半以上が経過してもまだ和解できない業者と交渉を続けてくれていたりすることを考えると、「高い」とも言い切れないような気もする。
でも、債務整理を考えている人にとって、確実に弁護士費用というのはひとつのネックになっている。掲示板でも弁護士費用のことは繰り返し話題に上る。私は分割で弁護士費用を支払っているが、一括でないと受けない弁護士も多いようで、そのために債務整理に踏み切ることもできずにズルズルと多重債務生活を続けている人も多いのではないかと思う。
そのサイトの作者は債権者の立場で、本来は自分たちの受け取るべき弁済金の一部が弁護士に流れているのが納得できない、という個人的な不満からそのサイトを立ち上げているに過ぎないのかもしれない。でもただの「私憤」として片付けてしまって良いのだろうか。
今年はペイオフも解禁されるし、年金には401Kなどの制度が出てきている。終身雇用制も崩壊している。そうなってくると、自分のお金=生活は自分で守って行くしかない。銀行が潰れようが、年金の運用に失敗しようが、リストラされようが、すべて自己責任、同情はされるかもしれないが、援助はしてもらえない。
そういう時代の中、借金も返せずに破綻した人が時代遅れの「社会不適合者」のレッテルを貼られても文句は言えないと思う。そしてそんな人々からなけなしのお金を取って債務整理をさせる弁護士への批判も考えようによっては一理あるようにも思える。
かく言う私自身が、弁護士に費用を払って債務整理というシステムを利用している。これはきちんと法律で認められた権利だ。
でも当然のようにこのシステムを利用し、安易に人に勧め、返済中にも関わらず結構贅沢な生活をするような人には抵抗を感じる。
自分で自分の生活(お金)をきちんと管理できなかったこと、「約定利息をつけて返済する」という債権者との契約を守れなかったことは社会から批判されて当然だという自覚は持っていたい。
そして弁護士さんたちも、そういう人たちからお金を取って債務整理事件を引き受ける以上、単に弁護士として事務的に処理するだけではなく、社会の一員として「不適合者」を更生させるという気概を持って臨んでいただけたら嬉しいと思う。そういう弁護士に出会えた人にとっては、弁護士費用も決して高くはないと思う。
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