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株価が1万円台になったとか、失業率が5%になったとか、景気の先行きはますます不透明感を増している。
そのせいかどうかはわからないが、このサイトの訪問数もだんだん増えてきて来ている。
私自身も覚えがあることだが、一度上げた生活水準を下げるのはとても難しい。
私の場合、バブルの絶頂期に就職したので、新卒1年目の時の年収がこれまでの年収の中で最高だった。基本給は上がっても、残業や休日出勤数が徐々に減って行ったのだ。最初の年収の水準でで難なく支払えていたローンがやがて支払えなくなる。ローンで給料の大半が持っていかれるようになると、生活費が足りなくなって他で借金をしてしまう。そして、気付くと多額の借金だけが手元にある。
私の場合は独身だし、本当にお金がない時はカップラーメンひとつで1日過ごすようなこともできたが、家族がいて、育ち盛りの子供がいるような家庭ではそうも行かないだろう。
少し前にテレビで、お父さんがリストラされて就職口が見つからず、高校生の息子を泣く泣く中退させざるを得なかった、という一家のことを放送していた。そんなことになるのは余りにも切ない。「自分の会社だけは潰れない」とか、「年々給料は上がっていくものだ」とかいう考えは、今や幻想の域を越えて「妄想」になりつつある。すべての人にとって「明日は我が身」なのだ。
このサイトを訪問する人のほとんどは、借金に苦しんでいる人だと思うが、「破産なんてとんでもない」とか債務整理なんて難しそうだ、と考えている人も多いだろう。
でも、返せない物はなんとかしなければならない。今、この日記を読んでいるその瞬間にも、あなたの借金の利息は増えて行くのだから。
私が選んだ「任意整理」という借金の整理方法は、決して借金を踏み倒すことではない。
残った借金を法律の力を借りて無理なく返済して行くために、返済計画を立て直すということだ。
おかげで私は、この不景気の中貯金も増えているし、1日3食きちんと食べて、必要な物をきちんと買うこともできる。
「周囲に迷惑をかけずになんとかしたい」と思っているのなら尚更、一刻も早く整理に踏み切ることをお勧めしたい。子供に学校を中退させるなんて、絶対にあってはならないことだと思う。
アメリカの悲惨な事件以来、気分の滅入ることばかり続いている。事件の後、趣味のスポーツ観戦で少しは気分を晴らそうと思っていたのに、あるカーレースでは悲惨なクラッシュが起こり、ドライバーが両足切断というショッキングな場面に遭遇してしまった。借金返済のめどが立って、長年の夢だったNBAジャパンゲームのチケットを6月に購入していた。10月13日のゲームの日を指折数えて楽しみにしていたのに、先週末に中止が発表された。NBAが日本に来るのは2年に1回なので、再来年までお預けである。
そして、この数日の急な冷え込みのせいで、とうとう風邪までひいてしまった。
身も心もシュンとしてしまっている。
最近掲示板では家族の借金に関する相談が多い。相談者は真剣でも、借金している本人がのほほんとしている、というような書き込みを見ると、何と言葉を返したら良いのか分からなくなる。一方「家族に内緒で借金を整理したい」という人も相変わらず多い。本人が隠していたって、電話や郵便物、それに本人の言動で家族は気が付くものだと思う。「家族に迷惑をかけたくない」というのが彼らの常套句だが、ただ心配することしかできない家族の心労を少しは考えてみたことがあるのだろうか。
借金癖はある種の病気のようなものだ。しかし決して「不治の病」ではない。きちんと直す気持ちを持って、きちんと治療すれば必ず治るものだと思う。しかし、治療の期間はある程度必要だ。そしてその期間は家族や身近な人の協力が必要だと思う。たったひとりで重い病気に立ち向かって克服できるほど人間は強くはない。それほど強い人なら、そもそも返せないほど借金を重ねることなどないだろう。
借金癖は治った私だが、今は風邪を治さなければならない。やっぱり、仕事の合間を縫って電話をしてくれる彼の声が何よりの薬だなと実感している。
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